苗場スキー場は12月23日、日帰りスキー場センターを開業する。このほど決定した日帰りスキーセンターの名称は「N-Plateau（エヌ・プラトー）」。エヌ・プラトーは、改修したワールドカップロッジに各施設の機能を分離した施設の総称で、新設するエントランスホールの「シュネー」、改修したコンフォートセンター「ドルフ」からなる。日帰りのユーザーのニーズに対応するため、高機能で快適な設計としたほか、仮眠ができる無料休憩所やレンタルコーナー、シーズン貸しロッカーなども設置して手ぶらで、気軽にゆったりゆっくり楽しめるスキースタイルを提案する狙いだ。

　各施設では、様々な工夫を施しており、例えばコンフォートセンターでは、約300席をもつフードコートが夕方以降、居酒屋風レストランとして運営する。既存の温泉露天風呂に新たに内湯も新設し、温泉施設の混雑緩和、および宿泊者、日帰りユーザーも天然温泉をあじわえる空間とした。そのほか、スキーセンター内に足湯を設置。トイレではベビーベッドやベビーチェアも備えたほか、女性を意識してヘアドライヤー付のパウダーコーナーも用意した。