東急電鉄、タイムシェアリゾート・ビッグウィーク那須開業、販売が好調

  • 2006年10月14日
 東急電鉄は10月27日、タイムシェアリゾート「ビッグウィーク」の8番目の施設として「ビッグウィーク那須」をオープンする。「ビッグウィーク」はタイムシェアリング型の会員制リゾートで、1年間を51分割した1週間単位の施設利用権を販売するもの。

 「ビッグウィーク那須」は「東急那須リゾート」内で建設中の会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ那須」の敷地内に本格的ログハウスタイプとして開業するもの。全8室で、そのうち1棟が愛犬同伴で利用できる愛犬家専用となっている。全408口で、10年利用権の場合の販売価格は47万2500円から315万円。2005年7月から販売を開始し、ゴールデンウィークの利用権が完売したほか、夏休み期間中はほぼ完売、秋シーズンの販売率は6割、愛犬家専用棟の販売率が8割を超え、好調な販売状況だという。

 このところ、1泊2日の短い旅行だけでなく、1ヶ所に長期滞在するスタイルが国内外を問わず徐々に浸透しつつあるが、既存のホテルや旅館には長期滞在に適した客室が少ないほか、別荘やリゾートマンションを購入しても、実際は年間1週間から2週間程度の利用で維持管理費が負担となるケースが多いことから、「ビッグウィーク」はこれに対応した。