日本ブランド戦略研究所はこのほど、一般消費者向けに事業を展開する198社のウェブサイトの金融価値を測定、その結果をまとめた。これによると、総合1位は4年連続でトヨタ自動車が獲得、金融価値は1528億円であった。また、2位に全日空、5位に日本航空が入り、それぞれ、831億円、614億円の評価を受けた。これは、インターネット上での航空券予約販売、およびブランド力向上へのウェブサイトの貢献が評価されたもの。また、旅行会社ではジェイティービーが7位となり501億円、エイチ・アイ・エスが51位で118億円となった。
　なお、このウェブサイトの価値は事業に対するウェブサイトの貢献度に基づいて行った。貢献度は商品の販売への貢献度、および企業や商品の認知度、好感度などのブランド向上への貢献度の2つから評価。評価には、今年6月、一般消費者を対象に実施した有効回答6767件のアンケート結果と財務データを使用した。