成田、国際線日本人旅客は1%増、中国線が15%増

  • 2006年8月30日
 成田国際空港によると、7月の運用状況は出発と到着を含む国際線旅客が2%増の270万7341人、このうち日本人旅客は1%増の160万783人、外国人は1%増の79万5876人となった(速報値)。発着回数は国際線旅客便が前年比同の1万2535回であった。

 国際線路線別の出発旅客数は中国線が前年比15%増の17万8500人と反日デモの反動を受けて大幅に増加。次いで台湾線が8%増の11万3400人、香港線が7%増の11万5800人、グアム線が2%増の6万7700人、アジア線が1%増の24万200人と堅調に伸び、欧州線は前年同となり18万400人となった。
 また、太平洋線は2%減の43万200人、オセアニア線が同じく2%減の6万7700人となっている。
 路線別の発着回数伸び率は、台湾線が20%増の843回、アフリカ線が8%増の28回、韓国線が4%増の1175回、中国線が1%増の1945回。香港線、オセアニア線は前年と変わらず、それぞれ807回、565回。太平洋線は4%減の2979回、欧州線は2%減の1546回、アジア線が2%減の2065回、グアム線が1%減の520回となった。