マスターカード調査、06年下半期のアジア太平洋地域の海外旅行は2桁増に

  • 2006年8月29日
 マスターカード・ワールドワイドはこのほど、アジア太平洋12ヶ国・地域を対象に消費者意識調査「マスターインデックス」を実施した。これによると、2006年下半期のアジア太平洋地域の海外旅行者数は前年比2桁増となる予測だ。マスターインデックスは年2回、今後6ヶ月間のアジア太平洋地域の海外出張、および個人旅行の傾向を予測するもの。

 今回の調査では、香港の旅行者が6ヶ月前と比べ3%から15%へと増加すると予測されるほか、中国、マレーシアの旅行者も前年比12.5%増と海外旅行者数は増加傾向となる見込み。また、マレーシアでは2207万人が海外旅行を計画していると回答しており、その主な渡航先としてシンガポール、中国、インドネシアを挙げているという。
 さらに、中国では1896万人が個人旅行でヨーロッパ、オーストラリア、香港、カナダ、米国、日本へ行く予定を立てるほか、ビジネスでは香港、シンガポール、日本へ訪れる予定だという。なお、各国・地域の詳細は下記を参照のこと。


▽2006年下半期海外旅行傾向(方面/06年下半期海外旅行予測人数/前年比)
オーストラリア/267万人/5.50%増
中国/1896万人/12.50%増
香港/325万人/15.00%増
インドネシア/244万人/6.00%増
日本/944万人/3.80%増
韓国/578万人/9.00%増
マレーシア/2207万人/12.50%増
ニュージーランド/96万人/2.30%増
フィリピン/93万人/4.50%増
シンガポール/267万人/4.80%増
台湾/442万人/5.30%増
タイ/159万人/6.70%増