海外向け携帯電話の利用、「利用したい」が68.4%

  • 2006年8月11日
 インフォプラントはエヌ・ティ・ティ・ドコモのiモードの公式サイト「とくするメニュー」を活用して海外向け携帯利用に関する調査を実施、iモードユーザー4808人からの有効回答を得た。有効回答者のうち、海外渡航経験者は50.6%。渡航頻度は「5年に1回程度未満」が最も多く50.9%、続いて「2、3年に1回程度」が18.2%、「5年に1回程度」が15.4%。「月に1回程度」から「1年に1回程度」までを合わせた「1年に1回以上」は15.5%。

 調査結果では、今後海外に行く際の海外向け携帯電話の利用に関して、「是非利用したい」(20.8%)、「まあ利用したい」(47.6%)を合わせた利用意向者が68.4%であった。男女比では男性が63.1%、女性が71.2%となったほか、男性で年齢層の高い層ほど「是非利用したい」が多かった。また、海外渡航頻度別では、渡航頻度が高いほど利用希望者が多かった。

 そのほか、海外渡航時に「海外向け携帯電話」の購入、またはレンタルの検討状況は「検討も利用もしたことはない」が50.7%と最多。ただし、「検討したが利用したことはない」が34.6%と2位を占め、「検討後ドコモの携帯を日本でレンタル」が7.0%となった。「検討も利用もしたことがない」は、渡航頻度が高い層ほど割合が低くなり、渡航頻度が「1年に1回以上」の層では、「ドコモの携帯を日本でレンタル」の回答が2割を占めた。

 渡航先での海外向け携帯電話を利用した理由は、「日本との通話」が61.5%、次いで「渡航先同行者との連絡」が55.3%、「緊急時の連絡用」が54.2%、「日本とのメール」が32.4%の順。

 一方、渡航先で海外向け携帯電話を利用しなかった理由は、「必要性を感じない」が42.2%と最も多く、次に「料金が高い(高そう)」(40.8%)、「申込み方法が分かりにくい」(14.2%)の順になった。なお、調査は7月11日から18日までの1週間実施した。