クアロア、大自然でのヨガを目的にした団体客の受け入れを開始

  • 2006年8月7日
 クアロア・アクティビティ・クラブは7月から、敷地内でのヨガや瞑想を行なうグループ客の受け入れを開始した。クアロア・ランチは有名女優のヨガや瞑想シーンのロケ地として利用されているほか、スピリチュアルスポットとしてメディアで紹介されることも増えている。ここ数年の「癒し」「浄化」などのトレンドにより、今まではリクエストベースでヨガを趣味とする団体客を受け入れてきたという。団体客の対象人数は10人以上で、修学旅行や研修旅行、シニアグループなどにも対応。利用状況をみて、アトラクションとして取り組むことも検討するという。


▽クアロアランチの主なスピリチュアルスポット

・クアロア
 ハワイアン酋長一族の修行の場として武道や伝統、文化を学ぶ聖地として使われてきた。先住ハワイアンのカヌーがこの地の沖合いを通過するときは、必ず帆を下げて敬意を表したという。

・ハキプウ
 先住ポリネシアンがハワイに初めて「パンの木」を持ち込んだ谷。多数のハワイ古来の宗教の祭祀場が残っており、罪を犯した人の駆け込み寺であった「プウホヌア」もある。

・プフカイナ
 カアアヴァの中腹は天国と地獄を隔てる境目があると伝えられたスピリチュアルな場所。馬は敏感で、雰囲気の違う空気の場所には行かないといわれているが、現在もこの場所にはクアロアランチの放牧馬は絶対に近寄らないという。