グローバル・リファンド、カナダの税率、手続き変更でセミナー開催

  • 2006年7月31日
 グローバル・リファンドは21日、7月1日にカナダの税率、および手続き方法が変更したことから、東京で旅行会社向けにセミナーを開催した。今回の変更点は、カナダのカナダ連邦消費税(GST)税率が7%から6%、GSTと州税が一緒になった税であるハーモナイズド・セールス税(HST)が15%から14%へとそれぞれ税率が1%引き下げられたこと。そのほか、250加ドル未満のレシートでは、搭乗券などの輸出証明(POE)があれば税関のスタンプが必要なくなり、該当するレシート上にある対象商品の合計が50加ドル以上で全てのレシートの合算が200加ドル以上でなければならないという。また、今後は申請する場合、POEが必要となった。

 タックス・リファンドの対象となる商品、サービスは原則として輸出できるものについてで、ホテル宿泊費、衣類や靴、宝石、家電、化粧品、土産など。ホテル宿泊分は1ヶ月以内の滞在が対象で全額支払済みが条件。なお、旅行会社のツアー商品で参加した場合はツアーに既に還元されているため、再申請はできない。