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成田、国際線日本人旅客は3%増、中国線、香港線が2桁の伸び示す

  • 2006年7月28日
 成田国際空港によると、6月の運用状況は出発と到着を含む国際線旅客が2%増の252万6988人、このうち日本人旅客は3%増の155万4633人、外国人は1%増の65万8941人であった。発着回数は国際線旅客敏が1%減の1万1903回。なお、7月の出発旅客については22日現在、2%増で推移している。

 国際線路線別の出発旅客数は中国線が24%増の17万500人となり、昨年の反日デモによる旅行手控えの反動が大きい。次いで香港線が12%増の10万7400人と、先月に続き好調で、東南アジア線が3%増の23万3100人、台湾線が2%増の9万4400人と続く。欧州線は微減の19万900人となったほか、韓国線、太平洋線がやや下回っている。
 路線別の発着回数伸び率は台湾線が16%増の783回、次いで韓国線が4%増の1141回。中国線、香港線はそれぞれ2%増となった以外は、1桁台の減少となっている。