中部発の夏休み予約状況、JALG・ANAGとも前年を上回る

  • 2006年7月26日
 JALグループ、およびANAグループはこのほど、中部国際空港発着の国際線について夏休み期間(8月11日〜8月20日)の予約状況をまとめた。両グループとも提供座席数を上回る予約の推移で、概ね好調に推移している。JALグループ、ANAグループとも、昨年の反日デモの反動を受けて特に中国路線で予約者数が大幅に増加しており、全方面で前年を上回る旅客数が予想されている。

 JALグループは香港、韓国、中国、ホノルル、バンコク、マニラ、台湾、パリの8路線合計の名古屋発の提供座席数は前年並みの0.1%増の2万4028席、予約者数は25.1%増の1万7201人で予約率が71.6%となっている。
 ANAグループは上海、ソウル、台北の3路線合計の名古屋発提供座席数は60.9%増の5080席、予約者数が125.9%増の3361人で予約率が66.2%となった。

 今年の出発日のピークは、JALグループが8月12日に次いで13日、15日で、予約率が順に92.6%、89.2%、81.6%の状況。また、ANAグループは12日、13日、16日となり、予約率は順に94.5%、88.4%、73.6%となっている。詳細は下記のとおり。


▽夏休み期間名古屋出発ベース予約状況
(路線/提供座席数/前年比/予約者数/前年比/予約率)
<JALグループ>
香港線/1100人/0%/682人/45.7%増/62.0%
韓国線/5025人/6.6%減/3033人/11.5%増/60.4%
中国線/5148人/0.7%増/2811人/97.3%増/54.6%
ホノルル線/4830人/5.6%増/4411人/19.4%増/91.3%
バンコク線/2468人/4.1%増/2149人/29.8%増/87.1%
マニラ線/1402人/1.4%減/739人/32.7%増/52.7%
台湾線/2325人/1.9%減/1708人/2.7%増/73.5%
パリ線/1730人/3.0%増/1668人/6.4%増/96.4%

<ANAグループ>
上海線/2140人/42.9%増/1285人/212.7%増/60.0%
ソウル線/1660人/0%/1470人/36.5%増/88.6%
台北線/1280人/---/606人/---/47.3%