成田、夏の出国ピークは8月12日、入国は8月20日に過去最高を記録する見込み

  • 2006年7月7日
 成田国際空港によると、7月14日から8月31日の夏ピーク時の旅客数は出国で2.4%増の198万3800人、入国は3.4%増の194万4100人、出入国計で2.9%増の392万7900人となる見通し。第1旅客ターミナルビル南ウイングの供用開始で1ビル、2ビルの旅客数の平準化が図られるとの見通しであったが、期間中の出国は1ビルで100万3600人、2ビルは98万200人、入国は1ビルで98万8400人、2ビルは95万5700人と概ね、想定の範囲で平準化されている。

 出国のピークは8月12日の5万2400人を筆頭に、8月14日に5万1100人、8月20日に4万9500人の順。入国は8月20日の5万8600人とこれまでの過去最高を記録した2004年5月5日の5万7556人を越える集中日となる見通し。5月19日についても5万8200人の予想となっており、この2日が帰国ラッシュとなる。第3ピークは8月16日の4万9800人の予想となっている。

 なお、成田空港では期間中、警備員、巡回案内サービス要員の増員を行うほか、カーブサイド、駐車場の混雑対策として交通誘導員を増員して、車両、歩行者の安全確保、混雑緩和に取り組む計画だ。また、混雑の中でも安らぎのひとときを演出する展示、館内コンサートを第1、第2旅客ターミナルでそれぞれ実施する。