JCB、沖縄のプロモーションで県外会員の売上増目標は27億円、観光で経済振興

  • 2006年6月16日
 ジェーシービーは本日から2007年1月15日まで、沖縄県、沖縄観光コンベンションビューローの協力を得て、「JCB沖縄天国プロジェクト2006」を実施する。これは、JCBが沖縄の魅力をJCBカード会員へアピールし、沖縄への観光誘致、個人消費を促進し、県内でのJCBカードの利用促進、および沖縄県の経済振興を目指すプロジェクト。JCBは地域に根ざした取り組みの第一弾として2004年12月、沖縄を皮切りに、北海道、九州、および海外のグアムやハワイでも同様のキャンペーンを展開するなど、地域経済振興の取り組みを活発化している。

 2年目となる今回は7種類の沖縄にちなんだデザインを採用する「沖縄美ら島JCBカード」を発行するほか、観光客の誘致施策で沖縄への主要外国人訪問者の台湾、韓国でのプロジェクト展開、電子コイン「クイックペイ」の重点展開などの新施策を投入する。また、優待冊子の掲載加盟店が前回から46店増え166店に拡大したほか、今回から沖縄エコツーリズム推進協議会と連携し沖縄美ら島カード売上の一部を寄付する取り組みを行うなど、プロジェクト全体の拡大を図る。
 さらに、プロジェクトのメインとなる「いこうよ!おいでよ!沖縄キャンペーン2006」では期間中、参加登録したJCBカードを沖縄県で利用すると利用金額1万円を一口に抽選で沖縄旅行に関連する賞品をプレゼントする。

 JCBは前回2004年12月からの10ヶ月間展開した沖縄のキャンペーンでは、登録者数が約13万人、DFSギャラリア誕生など追い風を受け県外JCB会員のカード売上増加額が前年比38億円を記録した。今回はキャンペーン実施期間が3ヶ月短縮することもあり、登録者数12万人、県外JCB会員のカード売上増加額27億円の目標を目指す。
 そのほか、JCBトラベルでは女性向けセグメントカード「リンダ」会員、JCBゴールドカード会員などカード会員のクラスごとにツアーを造成。会員向け媒体誌で告知するなど、期間中、前年比で1000名多い8500名の販売目標を設ける。