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アマデウス、予約システム「ヴィスタ」最新版で視覚性を向上

  • 2006年6月7日
 アマデウス・ジャパンはウェブブラウザに対応した予約システム「ヴィスタ」の最新版を展開する。今回の機能向上では、従来からヴィスタが持つGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース:コマンドではなく視覚的に操作が出来る表示)機能を推し進めた。特に最新版では、ホテルの外観や客室内の様子が確認できるほか、レンタカーの車種、所在地の確認なども出来る。また、各社の利用状況に合わせたオプションとして、クルーズ予約、または最安値検索機能についても提供が出来る。

 現在、ヴィスタは800社、4800台の導入されており、今回の新機能で大手旅行会社を中心に1000台の追加導入を見込んでいる。1000台の増加分については新規契約のほか、2.1からのアップグレード、ヴィスタ以外のアマデウス利用からの移行を見込んでいる。なお、ヴィスタ使用料は1ヶ月1IDが3000円で、これまでの導入実績から、30%程度のコスト削減が可能であるという。