ホノルルマラソン、首都圏・近畿圏・四国地域、団塊世代の男性が好調

  • 2006年5月23日
 ホノルルマラソン協会日本事務所は2005年の日本人参加者の動向をまとめた。フルマラソン参加者の都道府県別では東京、埼玉、茨城、神奈川などの首都圏、および三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山などの近畿圏で好調に推移。また、四国4県はこれまでの参加者数が少なかったが、徳島が46.8%増の138人、香川が131.3%増の74人、愛媛が27.4%増の93人、高知が21.7%増の28人と堅調であった。
 さらに、フルマラソン参加者の男女、年齢別では、女性の25歳から29歳の層に限り前年比4.6%減少、一方、55歳から59歳の団塊世代は04年比20%増となり、大幅な伸びを記録した。そのほか、個人応募者のシェアが43%、旅行会社を介した応募者が57%で年々個人の応募者比率が高まる状況だ。


 また、ホノルルマラソン協会日本事務所は今年1月、「JALホノルルマラソン2005」参加者を対象にインターネット・アンケートを実施。メールマガジン送付希望者の1万3010名にアンケート協力を依頼、357の有効回答が集まった。これによると、参加決定時期は42.9%が「前年から決めていた」と回答、6割以上が大会エントリーを開始した6月までに参加意思を決定していたことが分かった。この中で日常的にランニング練習する層の約7割が6月までに参加を決意していた。また、次回の参加意向については、47%が「是非参加したい」、29.4%が「できれば参加したい」と76.4%が参加に前向きで、15.4%が「2006年大会は無理でも是非参加したい」と回答し、91.8%がリピーターとなる可能性を秘めていることが明らかになった。