国際観光振興会（JNTO）はシンガポール観光宣伝事務所の開所式、日本・シンガポール観光交流記念レセプションを5月4日、シンガポールで開催した。開所式は、アトリウム・オーチャード前のイベント会場で開催。出席者は来賓として、日本から国土交通大臣の北側一雄氏、シンガポールからはシンガポール政府観光局（STB）のリム国際局長など約100名が出席。同日夜には、VJC日本・シンガポール観光交流記念事業の一環として、記念レセプションでは、日本・シンガポール観光広報大使のディック・リー氏への任命状授与式、鏡割りなどを開催。和太鼓のパフォーマンスなどの日本観光の魅力も披露された。

　この記念事業を皮切りに5月4日から7日まで、VJC事業として「Yokoso! Japan Street Fiesa 2006」が、アトリウム・アット・オーチャード前のイベント会場で開催。会場には訪日旅行を扱う12の旅行会社の販売ブースとともに、JNTOシンガポール事務所がシンガポール駐在の都道府県と行動でインフォメーションブースを設置して旅行情報を提供。インフォメーションブースではツアー販売も実施、期間中計で50件以上、約150名以上の訪日ツアー販売に結びつけたという。
　JNTOシンガポール事務所は、今回の開会式およびレセプションを機に、さらなる訪日旅行者増加を目指す意向だ。