中部発の日系2グループ、旅客数が前年を上回り堅調

  • 2006年5月10日
 中部国際空港発の日本航空(JL)、全日空(NH)両グループのゴールデンウィーク期間(4月28日〜5月7日)の日本発国際線の旅客数は、JALグループが前年比13%増の1万4702人、ANAグループが276.8%増の3169人となった。期間中のピークは、JALグループ、ANAグループ共に日本発のピークが順に5月3日、4月29日、4月30日、日本着はJALグループが5月7日、5月6日、5月3日、ANAグループが5月7日、5月6日、5月5日であった。

 JALグループは方面別ではホノルル線、東南アジア、中国方面で前年増を記録。ホノルル線は、中国線の旅客数は34%増、香港線は30%増、およびバンコクが13%増、マニラが19%増と堅調だ。チャーター便は昨年、ラスベガス、パラオ、ハノイへ合計3便運航であったが、今年はアリススプリングス、ハノイ、グアム、マカオが加わり合計6便を運航、前年比89%増の1313人が利用した。

 ANAグループは名古屋/上海線、名古屋/台北線が加わったことで、提供座席数が207.5%増の1660席で搭乗率が62.1%となった。詳細は下記を参照のこと。

・中部国際空港発旅客数[路線/旅客数(前年比)/利用率]
▽JALグループ
香港線/606人(30%増)/92%
韓国線/2323人(9%減)/46%
中国線/2886人(34%増)/56%
ホノルル線/4142人(34%)/79%
バンコク線/1485人(13%増)/57%
マニラ線/818人(19%増)/58%
台湾線/1282人(19%減)/56%
パリ線/1160人(3%減)/67%
合計/1万4702人(13%増)/61%

▽ANAグループ
上海線/1182人(―)/55.2%
ソウル線/1259人(49.7%増)/75.8%
台北線/728人(―)/55.8%
合計/3169人(276.8%増)/62.1%