センダントの旅行部門、社長にジェフ・クラーク氏、社名はトラベルポート

  • 2006年4月25日
 センダントコーポレーションは、トラベルディストリビューションサービス(TDS)の最高経営責任者(CEO)兼社長にジェフ・クラーク氏が5月1日付けで就任すること発表した。クラーク氏はソフトウエア会社のCA(旧コンピューター・アソシエーツ)で2004年から最高執行責任者(COO)として経営に参画し、今回、TDSに入社した。センダントのTDSは先月、コンチネンタル航空(CO)で会長を務めたゴードン・ベスーン氏が会長に就任しているところで、経営陣を強化している。

 また、このTDSはオービッツ、ガリレオ、ガリバー・トラベル・アソシエイツ(GTA)などを傘下にしており、旅行を統括するTDSの社名を「トラベルポート」に決定。今後、トラベルポートは営業面の改善、顧客志向の展開などを進めていく計画だが、今夏に予定するロゴ、ブランド・アイデンティティーの採用、発表までは引き続き、TDSとして活動する。