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中国山西省、名館会、08年に3万人を目標、HP開設や旅行商品造成に協力

  • 2006年4月12日
 中国山西省旅遊局とNPO法人名館会はこのほど、東京都内で旅行会社、メディアを対象とした観光説明会を開催、現地からは中国山西省旅遊局副局長の韓和平氏を団長に、約30名が来日した。山西省との交流事業を促進し、山西省東京PRセンターを務める名館会は省の近隣である北京で開かれる2008年のオリンピックを契機に、日本人旅行者の旅行需要の増加を視野に、現在延べ約1万人の日本人訪問者を3万人まで引き伸ばす計画。
 これに向けた一策として、名館会はこのほど日本語版ホームページを開設。観光名所や名産、ホテルや山西省までのアクセスを紹介する。さらに、山西省と名館会が協力してこのほど、クラブエクスプレスが「中国・山西省&北京の旅、世界遺産雲岡石窟と平遥古城と北京を巡る5日間」の商品を設定。旅程作成は、名館会が昨年現地を訪問し、利用するホテル、レストランを全てチェックしたものだ。
 日本人訪問者は主に北京、西安、広州との周遊で訪れることが多いことから、仏教と結びつきの深い同省の特徴、および治安の良さ、豊かな観光資源を活かし、修学旅行の取り込みも視野に需要の拡大を目指す。

 また、航空路線は大同/広州線、大同/北京線に加え、来月には大同/上海線の運航を開始する予定。そのほか、世界遺産の登録申請中の五大山/北京間など、高速道路の建設が進行中。さらに、4ツ星、5ツ星ホテルが開業するなど、インフラの拡充が進む。

▽中国山西省ホームページ
http://letsgo-shanxi.com/