モルディブ、06年は7万5000名の目標掲げる、日本人旅行者順調に回復

  • 2006年4月12日
 モルディブ政府観光局はこのほど、旅行会社、メディアを対象とするセールスセミナーを開催、回復傾向にある日本人旅行者の動向、今年のマーケティング戦略について説明した。モルディブへの日本人訪問者数は2005年、津波の影響を受けて2004年比50.4%減の2万3269人と落ち込んだものの、2006年1月、2月は前年比200%増を記録し、徐々に回復傾向にある。モルディブ政府観光局観光副大臣アブダル・ハミド・ザカリヤ氏は、2006年の日本人訪問者数の目標を7万5000名とし、モルディブの特徴であるワンリゾート・ワンアイランド、および平和でのどかさ溢れるリゾートの魅力を打ち出し、ハネムーナー、OL、ダイバー、熟年層をターゲットに需要の喚起を図る。

 モルディブ政府観光局は、エキサイトを利用し、無差別で20代、30代、40代、50代、60代の男女、500名を対象にアンケートを実施。その結果、モルディブの認知度の低さが浮き彫りになったほか、ダイビングや水上コテージといったイメージをもつことが分かった。モルディブ政府観光局はこのアンケート結果を基に、旅行会社、メディアを利用しモルディブの認知拡大を目指してニュースレターの配信、イベントや視察旅行を開催するなどプロモーションを展開する。