豪・GC、世界一の高層レジデンシャル・タワーQ1、テーマパークが誕生

  • 2006年4月10日
 オーストラリアのクイーンズランド州、ゴールドコーストに昨年12月、世界一高いレジデンシャル・タワー「Q1リゾート&スパ」がグランドオープンした。これを記念してゴールドコースト観光局マネジャーのドナ・カー氏、Q1リゾート&スパのディレクター・オブ・セールス&マーケティングのタニヤ・エドワーズ氏らが来日し、Q1の詳細について説明。および、ワーナービレッジテーマパークが4月4日、ゴールドコーストにグランドオープンした「オーストラリアン・アウトバック・スペクタキュラー」の紹介も行われた。クイーンズランド州観光公社日本代表の西澤利明氏は、進化を遂げ、魅力が増した新しいゴールドコーストへの誘致を強調。ゴールドコーストへの日本人訪問者数は減少傾向にあるものの旅行者数の需要喚起に向け、ゴールドコーストのアイコンとなったQ1、オーストラリアン・アウトバック・スペクタキュラーなどを活用した商品造成と、その需要動向に期待が高まる。Q1は上期のパッケージ商品で、大手旅行会社をはじめとして既に取り入れらており、現地、日本ともに注目度も高いようだ。

 Q1は高さ322.5メートル、80階建の高層コンドミニアム。客室数は全526室で、このうち約150部屋ほどをホテルタイプとして利用できる。部屋タイプは1ベッドルームから3ベッドルームまであり、24時間のコンシェルジュサービスを備える。
 また、Q1の77階、78階には展望台を設置されており、360度のゴールドコーストの景色を観賞できる。78階のスカイルームではゴールドコーストの歴史を説明するシネマが上映されるほか、バンケットルームとして使用可能だ。そのほか、Q1には3つのプール施設やアボリジニのエッセンスを取り入れたトリートメントを用いるスパをはじめ、サウナやフィットネスルーム、子供用スペースを設置している。