関空、夏の国際線ピーク時は週710便と2年連続で過去最高

  • 2006年4月5日
 関西国際空港が取りまとめた2006年夏期国際線スケジュールによると、ピーク時で週710便となり、昨夏の週700便を上回り、2年連続で過去最高を記録する予定だ。旅客便については計画では週575便、1日あたり82.1便で、コードシェア便を含む航空会社数は50社、就航国・地域は29ヶ国、59都市となる。

 2005年夏スケジュールとの比較では日本航空(JL)がホノルル線、デンパサール線を減便し、週間21便減。一方、ノースウエスト航空(NW)はグアム線、サイパン線の就航で14便増となっている。
 また、チャイナエアライン(CI)は7月1日から、伊丹空港の国際線就航時代から32年ぶりとなる大阪線への乗り入れを週5便で予定。トルコ航空(TK)も2003年12月から運休するイスタンブール線を6月15日から復便する。
 さらに増便についてはカタール航空(QR)が週4便のところ、6月21日から週5便体制に増便。フィンランド航空(AY)は3月26日の夏期スケジュールからヘルシンキ線を週3便から5便体制としているが、7月4日から週6便体制へと増便する。エバー航空(BR)は7月11日からデイリー体制を、火、土をダブルデイリーとする週9便体制へとそれぞれ増便の計画をしている。
 また、3月26日からは、大韓航空(KE)も済州線をデイリー化、全日空(NH)は大連線を週2便として、経由便となる瀋陽行きを加えると週4便体制、アモイ線では週2便を4便とそれぞれ既に増便している。