中部国際空港はこのほど、2006年度の経営計画を取りまとめた。これによると、2006年度目標の旅客数として2005年度見込比3.0％増となる1200万人超、このうち国内線670万人、国際線530万人としている（05年は地球博需要を除く）。なお、2005年度は愛・地球博関連の旅客需要として、セントレアでは国内53万人、国際線18万人と試算している。

　この目標の達成にあたり、重要施策として6項目を掲げる。(1)安全で安心な空港運営の確保、(2)需要の拡大・路線ネットワークの充実、(3)魅力ある商品・サービスの提供、(4)CS空港NO.1空港の実現、(5)企業の社会的責任、(6)経営基盤の強化だ。特に需要の拡大等については、国内線が就航している主要都市でセントレア発着の商品開発を促進することで、旅客数の増加を目指す。また、地元経済界と連携したエアポートセールスも継続して取組み、国内線、国際線ともにネットワークの拡充に努める。