豪・ワーナービレッジ、来月に文化体験型アトラクション開業

  • 2006年3月23日
 オーストラリアのゴールドコーストにあるワーナービレッジ・テーマパークは4月1日、オーストラリアの文化を体験できるアトラクション「オーストラリアン・アウトバック・スペクタキュラー」をオープンする。一般向けの営業は4月4日から開始する。
 同社は2300万豪ドル(約19億2922万円)を投入して施設を建設。ショーのストーリーはシドニーオリンピックの閉会式をアレンジしたイグネイションズ・ジョンズ氏が担当した。ショーは、オーストラリアのカントリーサイドの雰囲気を存分に味わえる参加型のショーで、牧夫や牧婦をはじめ、オーストラリアのアウトバックを代表する動物、ロディオショーなど盛りだくさんの約1時間30分のディナー付エンターテイメント・ショー。一度に1016名の参加が可能だ。ターゲットは教育旅行、インセンティブ旅行、ファミリー層をはじめ、様々な層をターゲットに設定。同社によると、日本の旅行会社の6月以降の出発日のパンフレットでは、数社が既にツアーに組み込んでおり、4月から6月まではオプショナル・ツアーとして参加を可能にしている旅行会社が多いという。

 ショーのパフォーマーは全28人。間に配られるディナーは全員に8分程度で配られる。ショーは英語によって進行するが、事前に内容を日本語で記したブローシャーを配布して、参加者全員がストーリー展開を理解できる工夫をした。
 同社はムービーワールドやコアラ、ワラビーなどのオーストラリアの動物に触れられるパラダイスカントリー、ウォーターワールド、ゴールドコースト沿岸にある日本人に最も人気なシーワールドを運営する。