関空、インラインスクリーニング導入、出発ロビーで改修工事

  • 2006年3月1日
 関西国際空港は国際線出発旅客の受託手荷物検査の品質向上を目指し、インラインスクリーニングシステムを導入する改修工事を実施している。工事開始は3月からで、インラインスクリーニングシステムの供用開始は来年秋を予定している。

 インラインスクリーニングシステムとは、チェックイン前の受託手荷物検査を不要とし、チェックイン後に旅客手荷物処理システムで荷物を搬送しながら、検査を行うもの。この導入により、手荷物検査の精度が向上すると共に、カウンターに直接荷物を預けることが出来、旅客の利便性は高まる。
 関空ではこのシステムの導入で、現在160あるチェックインカウンターを192へと増設。チェックイン能力を高め、2期滑走路の限定供用をにらんだ需要の増加に対応する。