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ワタベ、新品ドレスの現地受渡しサービスを開始へ、利用率9割へ高める

  • 2006年2月28日
 ワタベウェディングは新品ドレスを現地で受取る「ドレスファーストレンタル」サービスを4月1日から開始する。サービスは、ワタベのオリジナルドレス約120デザインの中から選択し、6パターンの規定サイズが対象となる。これにより、ワタベの取扱ドレスの約9割が新品ドレスを挙式する現地で受け取ることとなる。
 このサービスの対象地域は海外ではハワイ、グアム、サイパン、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、タヒチなど、ヨーロッパと一部地域を除く全エリア。また、国内では沖縄、函館、軽井沢、伊豆、小田原だ。これにより、ワタベ取扱では今期約7割という比率から9割まで新品ドレスの利用を高め、顧客満足度と収益の向上を目指す。
 また、サービスでは挙式当日に花嫁に渡すことから、保管や持ち運びなどの心配が無くなる。なお、申込み期限は挙式日61日前までだが、現地店舗では人気の新品ウェディングドレスを入荷し、「おめでた婚」などの挙式まで準備時間が少ないスピード婚にも応える。

 ワタベによると、結婚式が多様化、個性化する中で、ドレスが花嫁の「好きなデザイン」だけでなく、「新品」を着たいニーズは年々高まる傾向。ただし、結婚式で新品のウェディングドレスを着用するためには、オーダーメイドによるドレス購入。多くの場合はユーズドドレスのレンタルサービスを利用しており、ワタベでは「従来は、十分に応えきれていない」としている。