Marriott Bonvoy

韓国・光州とハッピーワールド、ツアーを共同開発、初年度1000名目標

  • 2006年2月24日
 韓国・全羅道の光州広域市はこのほど、ハッピーワールドとツアーを共同開発した。韓国観光公社(KNTO)東京支社長の康重石氏は、「これまで、ソウル、釜山、これら地域周辺の商品が主流であったが、光州は韓国高速鉄道を利用すればソウルから2時間30分ほど。歴史あり、芸術文化のメッカといわれる光州へ日本のみなさんに足を運んでほしい」と述べ、新商品に期待を示した。また、光州広域市観光課長の金氏は、「日本で、新たな観光地として紹介することは大きな一歩」と語り、今後の日本人増加に期待した。ハッピーワールドでは購買者層のターゲットとして中高年層で、韓流ドラマなどに興味をもつ女性としており、初年度の販売目標は3コース合計で1000名としている。

 ハッピーワールド旅行事業本部企画室長の田中津敏氏は、「全羅道は、ぜひ1度取り扱ってみたかった場所」と今回の商品に掛ける想いを語った。このツアーは、昨年の現地へのファム・ツアーや数度にわたる現地視察を経て、全羅道の都市を巡り韓国の趣と食文化を堪能するツアーを造成、3コースを設定したもの。出発地は東京、名古屋、大阪、福岡の4ヶ所で、ツアーの発売は3月中旬を予定する。
 ツアーでは、光州が青磁のメッカと呼ばれることから、今も残る青磁の窯場や博物館、韓国の90%の茶葉を生んでいる宝城の茶畑、韓流ドラマのロケ地などを訪問。光州名物料理のトッカルビやビビンバ、色彩、味共に美味な地元の食材を使用した韓定食など、光州ならではの食事も体験できる。