HKTB、ディスカバー香港のツアー造成を呼びかけ、旅行年初のFAMツアーで

  • 2006年2月22日
 香港政府観光局(HKTB)は2月15日から18日まで、2006香港旅行年の初の業界向けFAMツアーを実施した。ツアーには香港/日本間の直行便が就航する東京、大阪、名古屋、札幌、福岡近郊の旅行会社社員59人が参加。香港ディズニーランドや香港競馬などを視察したほか、16日の午前中にはホテルやアトラクションなど49の現地業者とのビジネスセッションを実施した。

 ビジネスセッション後、HKTBのツーリズムマーケティング・ゼネラルマネージャーのアリアナ・ホー氏は「昨年の香港ディズニーランドやアジアワールドエクスポに加え、今年はアジア最長のケーブルカー・ゴンピン360や香港ウェットランド・パークなどの大型観光施設がオープンし、香港にとって忘れられない1年になる」と、今年の重要性を強調。世界規模のキャンペーン「2006香港旅行年 Discover Hong Kong Year」では、これらの新アトラクションとメガイベントの2つの柱に、既存のアトラクションの持つ奥行きある魅力を加え、常に新鮮なディスティネーションである香港をアピールしていく。ホー氏は「多様な香港を発見し、ディスカバー香港年の新しいパッケージツアーを作って欲しい」と呼びかけ、HKTBとして旅行会社、プレス、消費者の3方向へのプロモーションを展開し、サポートする意向を表明した。