アマデウス、本社が社名を変更、GDSのイメージからITグループへ

  • 2006年2月3日
 アマデウスは1日、社名を「アマデウス・グローバル・トラベル・ディストリビューション SA」から、「アマデウスIT グループ SA」へ変更した。社長兼CEOのホセ・アントニオ・タソン氏は、「旅行予約システム(GDS)が当社の主要事業であることに変わりない。新社名は、アマデウスが旅行・観光業界向けに多様なソリューションを広範に提供していくことを示し、現時点でGDSは多岐にわたるITサービス・ポートフォリオの一要素」と語っている。

 アマデウスは現在、旅行業界向けに215市場で約38万5000台の端末を導入。「Vista」は、旅行会社約8万5000社、航空会社約1万1000ヶ所の窓口に設置。2005年の実績は、4億5,000万件の予約を取扱った。
 また、航空会社向けの「Altea顧客管理ソリューション」は、約150社が販売・予約システムとして、「Amadeus Altea Reservation (Sell) 」を提供。さらに出張管理ソリューションとしてダイムスラー・クライスラー、エリクソン、ネスレ、オラクル、シーメンスなどに提供している。