LO、チャーター便を5本設定、来年は倍増目指す

  • 2006年2月1日
 LOTポーランド航空(LO)は2006年夏期に成田/ワルシャワ間の包括旅行チャーター便(ITC)を合計5本運航する。LO営業開発部長のイェジー・アダムスキ氏は、「今回のチャーター便の運航が日本とポーランドの架け橋となることを願う」と語り、15年振りに実施するチャーター便への想いを述べた。また、来年はチャーター便を今年の倍にし、地方発着便を設定する予定。発地は名古屋、大阪、福岡に加え、仙台も予定している。LO運航部長のヤツェク・トマシュフスキ氏は、「まずはチャーター便を増便し、時間を要するが将来、日本/ワルシャワ間が定期便になるよう、努力して行きたい」と意気込みを語った。

 今回のチャーター便で利用する機材は、ボーイングB767-300ER機。座席数はビジネスクラスが18席、エコノミークラスが220席の合計238席。成田発着は7月21日、28日、8月4日、8月11日、8月18日。旅程は6泊8日で、今回はジェイティービー、エイチ・アイ・エス、クラブツーリズム、タビックス・ジャパンがチャーター便を利用することで決定している。各社ともポーランド周遊コース、東欧諸国周遊コースを造成する予定だ。

 ポーランド観光局日本支局長のヤロスワフ・ヴァチンスキ氏は、ポーランドへの日本人訪問者数の増加を評価。「2年ほど前から日本人訪問者数が大きく増加し、2005年は04年比20%増の4万人となった」と語り、「旅行会社へのセミナーやメディアへの取材協力を進める。今年の日本人訪問者数は5万人を目指したい」とチャーターをはじめ、プロモーションに対する期待を述べた。