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成田、05年の国際線日本人旅客は1%増、発着回数は許容の94%まで到達

  • 2006年1月27日
 成田国際空港会社によると、速報値で2005年暦年の航空旅客数は1%増の3155万3068人、このうち国際線日本人旅客は1%増の1910万7542人であった。外国人旅客は3%増の804万2097人。12月については国際線日本人旅客は1%減の153万143人、外国人は4%増の66万9939人。年間の国際線旅客は年初は増加基調に推移したものの、反日デモの影響、羽田発の国際線チャーター便の増便などの影響で5月以降は弱含みで推移した。

 また、年間の発着回数では、中国線が6%増(2万2352回)と路線増が貢献。以下、東南アジア線が2%増(4万3039回)、欧州線も2%増(1万7963回)となった。韓国線については羽田へのシフトから2%減(1万3707回)、グアム線はサイパン線の運休が響き4%減(6378回)。発着回数の上限は現在20万回と設定されているところ、18万8275回と94%を使用。これは昨年の92.6%からさらに上昇した。