トラベル懇話会、3月には政策提言を公表、若手が活躍
トラベル懇話会はこのほど、第28回新春講演会を開催した。トラベル懇話会会長で西武トラベル代表取締役社長の糟谷愼作氏は「海外旅行が急増し、十分な情報提供をしていくために作り上げた会だが、このところは国内旅行や外国人旅行についても政府の流れから勉強を進めている」と会の意義を強調。さらに政策提言委員会を会の内部に設けており、昨年12月には中間報告し、「3月ごろには発表したい」と語り、今後も「旅行業界として積極的に寄与できれば、と思う」と意欲を示した。政策提言委員会の委員長を務めるジャルパック代表取締役社長の梶明彦氏も登壇、「業界で活躍する若い人がワーキンググループで熱心に議論を進めている。こうした若い人たちが取り組む機運が重要」と現況を明かした。
また、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「今、日本が直面する内外の課題」と題して講演。現在の日本社会が抱える問題として日本人の質、特に「志のある民族であるか」と問い、中国を引き合いに比較。戦略のある中国の手法を学び、個人として、あるいは地域、国など「自分は何のためにあるのか」を考えるべきであるなどと説いた。
また、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「今、日本が直面する内外の課題」と題して講演。現在の日本社会が抱える問題として日本人の質、特に「志のある民族であるか」と問い、中国を引き合いに比較。戦略のある中国の手法を学び、個人として、あるいは地域、国など「自分は何のためにあるのか」を考えるべきであるなどと説いた。