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シニアの海外旅行、年1回以上行くは49%、情報収集にサイト利用の意欲高いも、旅行関連はダウン

  • 2005年12月22日
 インターネットによるアンケートを手掛ける「gooリサーチ」とNTTレゾナント、三菱総合研究所が実施した調査によると、50代以上のシニア層の旅行動向として、国内旅行は年2回、海外旅行は年1回出かけるという回答者はそれぞれ3割超となった。海外旅行を年1回以上行くという回答者は49.2%を占め、海外旅行に意欲的な需要を示している。また、方面として現況ではインドを含むアジアが28.5%と最も多いものの、今後の行きたい方面はヨーロッパの45.3%、ハワイの38.3%、オセアニアの30.0%、アメリカ・カナダ・カリブ・メキシコなどが28.9%と各地ともに高い訪問意欲が見られる。

 また、海外旅行の形態としては、現状については旅行会社のパックツアーなどが34.3%と最も高く、ついで自分でプランを作成し手配を旅行会社に依頼するが19.5%、自分でプランから予約まで行うが11.9%となっているが、今後については順番は変わらず、それぞれ38.7%、26.8%、13.9%とそれぞれ増加する。なお、現在の海外旅行の予算は10万円から30万円が最も多く34.5%を占め、ついで30万円から50万円が12.9%、5万円から10万円が9.4%。

 情報収集についても質問をしており、過去1年間と今後の利用希望ではホームページやブログが最も利用意欲が高いものとなっており、そのほか回答者に占める割合は少ないものの、旅行会社店頭での話が伸びるほか、旅行会社のパンフレット、ガイドブックについても伸びを見せている。
 このうち、ホームページの利用については、地方自治体や海外大使館などの公共機関、口コミサイトのフォートラベルをはじめとするネットコミュニティが利用するという意欲が増えるほかは、ネット系の予約サイトを含め、旅行会社、航空会社・レンタカー会社・鉄道会社など、旅館・ホテルなどの旅行関連は余り伸びない意向であった。


▽gooリサーチ 「シニア世代の旅行動向」に関する調査結果
http://research.goo.ne.jp/Result/000226/index.html