アトランティス、マウイ島沖に捕鯨船を沈め海中ツアーを実施

  • 2005年12月21日
 アメリカのアトランティス・アドベンチャー社はこのほど、マウイ島ラハイナの沖合にカルタゴの捕鯨船を模した船を沈め人口岩礁を設置した。アトランティス・アドベンチャー社は12月末から、人口岩礁を利用したマウイ海底ツアー体験に組み込む。同社では、この海中ツアーを今後の集客の目玉としたい考えだ。

 アトランティス・アドベンチャー社のマウイ海底ツアーは沿岸のサンゴ礁や多種類の熱帯魚の群れなどを観賞することができるツアーで、ここにカルタゴ船ツアーが加わる。カルタゴの捕鯨船は岸から約800メートルの沖合で、水深約29メートルの海底に固定。このカルタゴ船は海洋生物の自立的な住居となる予定で、スキューバダイバーの新たなダイビング・ポイントになるとも想定している。