成田、年末年始期間の予想旅客数は前年1.7%増、ピークは出発29日、到着1月4日

  • 2005年12月13日
 成田国際空港(NAA)によると、12月22日から1月9日までの年末年始19日間の旅客推計は、昨年度実績比1.7%増となる143万7500人にのぼる見通し。

 出発の第1ピークは12月29日の5万700人。昨年の第1ピークの12月29日は4万7246人であったが、今年は短い休暇という特徴から、第1ピークに集中する動きとなった模様。
 なお、第2ピークは12月23日の4万8800人、第3ピークは12月30日の4万7800人と続く。また、年明けの旅行需要が近年は増え、分散化の傾向が指摘されているが、1月2日から4日まで4万2000人超が予測されており、突出した集中日とはなっていないものの、出発旅客が比較的多い形が定着しているようだ。

 到着ではピークが1月4日の4万9500人。こちらも昨年の第1ピークの1月3日の4万7747人と比べ、やや上回る予想で、帰国についても集中が予想されている。なお、第2ピークは1月9日の4万6700人、第3ピークは1月7日の4万3700人となっている。到着については8日、9日の連休を利用した休みの取得が増える今年の特徴を受けて、ピークがややずれ込んでいる。

▽NAA予想の年末年始期間の旅客動向
・エクセルファイル
http://www.travelvision.jp/html/data_files/naa_ryokyaku.xls
・PDFファイル
http://www.travelvision.jp/html/data_files/naa_ryokyaku.pdf