じゃらん調査、昨年の国内宿泊旅行延べ人数は1億7097万人

  • 2005年12月12日
 リクルートの国内旅行ディビジョン内のじゃらんリサーチセンターはこのほど、2004年4月から2005年3月の国内宿泊旅行調査をまとめた。これによると宿泊を伴う旅行者は6268万人、延べ人数は1億7097万人、延べ宿泊数は約2億8801万回となった。このうち、年齢層では50歳以上の男女が49.2%となった。

 この宿泊旅行の費用総額は推計で9兆171億円。うち、旅行会社から購入した商品は15.3%の1兆3800億円、個人旅行は84.7%の7兆6371億円。また、都道府県別の宿泊先順位では、東京都が1577万人で第1位、以下、北海道の1433万人、長野県の1041万人、静岡県の923万人、神奈川県の861万人。東京都は50歳から79歳男性で2位となった以外は、年齢、男女別ともに1位を独占した。

 なお、宿泊旅行の目的は複数回答で、「美味しいものを食べる」が40.4%で最も多い。次に温泉や露天風呂が37.2%、宿でのんびり過ごすが30.9%、名所・旧跡の観光が26.2%で続いた。