国際観光振興機構（JNTO）は12月7日、8日の2日間、日本コングレス・コンベンション・ビューロー（JCCB）と共同で、第15回国際ミーティング・エキスポ（IME2005）を開催する。これは、国内の会議主催者やコンベンション関係者が集結する国内唯一のコンベンション専門見本市で、日本のコンベンション振興を目的に毎年実施するイベント。今年は60団体が出展する。

　IME2005では、各種イベントや講演会が開催。12月7日には、現代芸術研究所代表取締役の平野暁臣氏が「空間コミュニケーションの基本原理〜メディアとしての空間をつくる〜」をテーマに講演するほか、8日には日本経済新聞社論説委員の吉野源太郎氏が、「立ち遅れた百年の計−『美しい日本』は実現できるか？」について講演する。
　また、出展者対抗PRコンテストと題し、1年以内に話題となったコンベンションやアフター・コンベンションツアー、予想以上に好評だった企画やサービスなど、会議開催地ごとのおもてなしをコンテスト形式で紹介する。

　そのほか、コンベンション開催のための商談会では、出展者と商談する参加者に当日の昼食券をプレゼントするほか、商談の結果で現地視察が決定した場合は当該地までの往復交通費をIME事務局が2名分負担するなどの特典を設ける。