JLグ、3XのYS-11退役を前に、特別塗装機を投入

  • 2005年11月26日
 JALグループの日本エアコミューター(3X)は来年4月から、「ありがとう日本の翼YS-11」と銘打ち、YS退役キャンペーンを展開する予定だ。YS-11型機は2006年中に退役することが決定している。

 これに伴い、12月8日から順次、YS-11型の特別塗装機を導入する。特別塗装機は胴体側面に「ありがとう日本の翼YS-11」を施した機材3機、エントランスドアに「キャンペーンロゴマーク」を施した機材4機を投入。また、来年4月から退役までの間、毎月11日を「YS-11の日」とし、様々なイベントを実施。YS-11の旅客には、「YS搭乗記念証明書」を発行するほか、応募形式のYSグッズのプレゼント企画などを展開する予定だ。なお、キャンペーン詳細については、来年1月末以降に3Xのホームページで紹介する予定だ。

 YS-11型機は1965年に就航した日本産航空機。JALグループは初就航以来、YS-11型機を運航しており、旅客機としては現在、国内で唯一3Xが4機を運航する。