観光活性化フォーラム
観光活性化フォーラム

JATAとXMLコンソ、データの交換が容易になるXML1.4仕様を公開

  • 2005年10月27日
 日本旅行業協会(JATA)とXMLコンソーシアムはこのほど、「TravelXML 1.4」勧告案の仕様を確定し、公開を開始した。「TravelXML」は旅行業界内の電子商取引推進を目的とし、各旅行会社で個別に定義していた旅行業EDI(Electronic Date Interchange:見積や受注、発注などの業務情報の電子データ交換)を標準仕様を開発しているもの。国内海外の宿泊施設、ツアーオペレーター、旅行業者などをリアルタイムの結合を実現することで、業界のシステム効率化、コストダウン、サービス向上を目指している。
 このほど、1.4勧告案としたバージョンは、取引仕様に対応した「XMLSchema」を開発。これにより、様々な制約をプログラムで記述し、データの交換が容易になり、標準化作業プロセスの短縮、追加や変更が可能になる。具体的には、国内・海外の宿泊と企画旅行商品で、カタログ情報の提供、注文、決済までの商取引すべてを網羅。TravelXML対応システムの開発では「XMLSchema」を利用し、開発を効率的に進められる。なお、このパブリックレビューの期間は11月28日まで。詳細は、下記のサイトを参照のこと。