成田、冬スケは国際線発着回数ベースで前年同期比減、NW・JLの運休響く

  • 2005年10月27日
 成田国際空港(NAA)が取りまとめた2005年冬期スケジュールによると、発着回数ベースで国際線旅客便は60社、2004年冬比6回減、夏スケジュールから14回減の週間2714回となった。減少の要因はノースウエスト航空(NW)のニューヨーク線の運休により14回減、そのほか日本航空インターナショナル(JL)がジャルウェイズ(JO)への移管を進めている。

 また、9月の航空旅客数は前年比1%減の276万7917人、このうち国際線は1%減の267万4948人であった。日本人旅客は3ヶ月連続で減少となる2%減の182万8704人。日本人出国者数の0.9%減と比べやや減少幅が上回り、この3ヶ月についても7月3%減、8月6%減、9月2%減と弱含みの状態だ。外国人旅客は5%増の63万763人と先月の減少から一転して強含みに転じている。国際線旅客便の発着回数は1%増の1万2154回。
 なお、4月から9月までの上半期は、航空旅客数が1%減の1585万3624人、うち国際線旅客が1%減の1529万346人、日本人は2%減の950万1254人、外国人は1%増の412万7836人。上半期の国際線旅客便発着回数は1%増の7万3721回。