JTBF、「旅行年報2005」を発行、特集で日欧の海外旅行市場を比較
財団法人日本交通公社(JTBF)はこのほど「旅行年報2005」を発行した。これは旅行者動向、観光産業、観光地の動向についての1年間のデータを収集、解説、発行するもの。昨年の国内宿泊旅行は3年ぶりに縮小、旅行者数は1.2%減、消費単価は2.5%減となったことが過去10年間の動向を踏まえながら分析することが出来る。また、各県、広域組織の観光関連の取組みが積極化することを踏まえ、農山漁村における施設整備、食と観光に関する主な取組みのまとめも掲載している。
また、特集では海外旅行の日欧国際比較を実施。特に、ドイツ、フランス、イギリスの海外旅行マーケットと日本とを比較。日本の海外旅行マーケットは旅行期間、活動内容の面ではまだ、ヨーロッパの3ヶ国のそれとは多様性に欠けている事を指摘。例えば、日本とドイツを比べた場合、周遊、都市滞在、ビーチリゾートが日本の過ごし方タイプの主流だが、ドイツはこれに、スキー、山・高原でのレクリエーションなどが加わる。こうしたことを踏まえ、日本の海外旅行マーケットが活性化するためには東アジア、東南アジアの近距離圏への旅行にどのような魅力づけをしていくかが鍵としている。
なお、定価6000円、A4判84ページ(ISBN:4-902927-06-3)。
また、特集では海外旅行の日欧国際比較を実施。特に、ドイツ、フランス、イギリスの海外旅行マーケットと日本とを比較。日本の海外旅行マーケットは旅行期間、活動内容の面ではまだ、ヨーロッパの3ヶ国のそれとは多様性に欠けている事を指摘。例えば、日本とドイツを比べた場合、周遊、都市滞在、ビーチリゾートが日本の過ごし方タイプの主流だが、ドイツはこれに、スキー、山・高原でのレクリエーションなどが加わる。こうしたことを踏まえ、日本の海外旅行マーケットが活性化するためには東アジア、東南アジアの近距離圏への旅行にどのような魅力づけをしていくかが鍵としている。
なお、定価6000円、A4判84ページ(ISBN:4-902927-06-3)。