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ドイツ産業見本市、ハノーバー見本市説明会を開催、100名以上が参加

  • 2005年10月15日
 ドイツ産業見本市はこのほど、2006年にハノーバー見本市で開催する国際産業技術見本市「ハノーバー・メッセ」や国際情報通信見本市「セビット」をはじめ、国外で開催している見本市の説明会を実施、旅行会社や物流関係会社、イベント設置会社などから100名以上が出席した。ドイツ産業見本市取締役副社長のエルンスト・ラウエ氏は、「ドイツをはじめヨーロッパは、これまでの不況状態から回復傾向にある」と全体概況を説明。また、「ビジネスがグローバル化し、インターネットが発達する現在だからこそ、『フェイス・トゥー・フェイス』の活動が大切」と見本市の役割を改めて強調。
 なお、ドイツ産業見本市は今後、インドやロシアへ進出し、グローバル化に対応する。日本代表部ゼネラル・マネージャーのホルガー・ヴィッティヒ氏は、生産地がロシアや東欧、インドで増えており、出展が今後のビジネス・チャンスになると強調した。

▽セビット
 セビットは2006年3月9日から15日までの7日間開催。世界70ヶ国から合計6300社が出展、日本からは直接17社が申込んだほか、ヨーロッパ支社からの間接出展として、日系企業の大手企業をはじめ、多数申込んでいる。日本からの出展する会社の特徴は、一企業の展示面積が大きいこと。そのほか、アジアでは近年、中国、台湾が情報通信関連の生産拠点として出展社数を増やす。

▽ハノーバー・メッセ
 ハノーバー・メッセは2006年4月24日から28日までの5日間。世界60ヶ国から5000社以上が出展を予定。日本からは9社が申込んだ。なお、まだ出展者は募集中。