スペイン・サラマンカ、06年にジャパンウィーク開催、交流促進に期待

  • 2005年9月22日
 スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州のサラマンカ市で2006年11月21日から26日までの6日間、「ジャパンウィーク」が開催される。これは、財団法人国際親善協会が主催し、日本の伝統芸能や美術、音楽、生活文化を海外で紹介するイベントで、開催国や地域住民も参加することで相互理解を図ることが目的。カスティーリャ・イ・レオン州文化観光大臣のシルビア・クレメンテ・ムニシオ氏、サラマンカ市長のフリアン・ランサロテ・サストレ氏が来日し、ジャパンウィークをはじめ、同州やサラマンカ市の魅力を紹介した。
 ムニシオ氏によると「カスティーリャ・イ・レオン州は現在、年間日本人訪問者数は2万人」という。また、サストレ氏は、「サラマンカ市の財源がサラマンカ大学、および観光業中心」と説明。ユネスコ世界遺産にサラマンカ旧市街が登録されており、そのほか歴史、文化的な観光資源を豊富に備えることから州政府は保存、および観光資源を活かした誘客事業を進行。ジャパンウィークを通し、日本人訪問者数の増加に期待を示している。
 なお、国際親善協会はジャパンウィークへの日本からの参加予定者は2000名、現地側参加者、および見学予定者は4万人と予想している