外務省、台湾のビザ免除恒久化、韓国についても免除を来年2月末まで延長

  • 2005年9月9日
 外務省は9月26日から、台湾の居住者が日本に入国する場合、90日以内の短期滞在目的については査証を取得することなく入国を認める。「出入国管理及び難民認定法第二条第五号ロの旅券を所持する外国人の上陸申請の特例に関する法律」の対象となる外国人として「台湾の居住者」が政令で定められた。これにより、同日から台湾からの日本人訪問者は90日以内の滞在であればビザが恒久的に免除される。外務省は既に(財)交流協会東京本部を通じ、駐日台北経済文化代表事務所に対して、通知している。
 また、韓国からの訪問者に実施している査証免除措置について、来年2月28日まで延長する。ニューヨークで16日に開催された日韓外相会談において、この方針が伝えられた。韓国からの日本訪問者は愛・地球博開催期間について査証を免除しており、引き続き90日以内の短期滞在を目的とする場合については入国を認める。