関空、空港の利用促進でツアーコンペを実施、パンフ印刷費などに協賛金

  • 2005年8月26日
 関西国際空港は地元自治体、経済界で構成する関西国際空港全体構想促進協議会の協賛を得て、2005年度関空利用促進ツアーコンペを実施する。これは旅行会社の関西空港発着による海外、国内旅行の商品造成を促進するもの。協賛金として1200万円を用意し、審査を経て優秀なツアーについてはパンフレット印刷費、新聞広告費などを対象として提供する。
 応募対象となるツアーは11月1日から2006年2月28日の期間の出発で、かつ、海外ツアーの場合は関西空港発着、国内ツアーは国内各地発関空行き、関空発国内各地行きにおいて往復とも関空発着便の利用が条件。応募資格として日本旅行業協会(JATA)、または全国旅行業協会(ANTA)会員、かつ第1種旅行業者であること。なお、国内旅行部門への応募については第2種旅行業者も可能だ。協賛金は海外ツアーの場合、1ツアーについて支払い金額は総費用の50%まで、かつ上限は200万円。国内ツアーは1ツアーあたり総費用50%まで、かつ上限100万円としている。
 応募受付は9月1日から20日までの期間とし、9月下旬に書類審査、10月上旬に結果を通知する手順となっている。なお、選考結果は応募者全員に文書、電話で通知する予定だ。なお、応募用紙の入手は下記の関西国際空港サイトを参照のこと。