成田、6月の国際線利用日本人は前年並み、東南アジア線で回復進む

  • 2005年7月29日
 成田国際空港(NAA)によると6月の航空旅客数は前年比同の257万6168人、うち国際線利用の日本人は前年同の151万6311人、外国人も前年同の64万9682人であった。旅客の方面別前年比は東南アジア線で3%増、太平洋線と欧州線でそれぞれ1%増のほか、オセアニア線が1%減、グアム線が2%減、中国線が6%減、韓国線が7%減。供給量の目安となる国際線旅客便の発着回数は2%増の1万2044回。路線別では中国線が5%増となったほか、東南アジア線で3%増、太平洋線で2%増、欧州線、グアム線がそれぞれ1%増だ。また、韓国線、オセアニア線はそれぞれ3%減だ。東南アジア線は全体として旅客需要が回復する傾向で供給も伴い、オセアニア線は今月も減少したが一時と比べ改善している。
 なお、航空会社別では日本航空(JL)が8%減(241回減)で、JALウェイズ(JO)が131%増(237回増)とグループ内での移管を進めているほか、ユナイテッド航空(UA)が7%減(62回減)、カンタス航空(QF)が8%減(22回減)となった。また増加では、エールフランス航空(AF)が16%増(24回増)、日本アジア航空(EG)が13%増(27回増)、全日空(NH)が8%増(100回増)となっている。