6月の日本人出国者数、2%増の137万7千人、上半期では過去2番目
国際観光振興機構(JNTO)によると、6月の日本人出国者数は前年比2.0%増の137万7000人であった(JNTO推計値)。5月は前年比0.7%増、6月は2.0%増と増加率が鈍っているが反日デモの影響で観光目的での渡航者に歯止めが掛かっているものと思われる。ただし、各方面からビジネス渡航については堅調に推移しているとの見方があり、前年比で減少という形にはなっていない。
なお、1月から6月までの上半期については10.0%増の834万6000人。3月までは好調に推移したこと、ゴールデンウィークはロング方面を中心に出国者数を伸ばしたことなどが要因だ。なお、この数値は2001年に記録した上半期の867万2569人に次ぎ、過去2番目の数値。
また、訪日外客数は前年比8.3%増の54万7000人となり、6月として過去最高を記録した。台湾人、韓国人に対する万博開催期間中のノービザ措置などが効果的に機能していると見られ、各地への路線拡充やチャーター便の増加などが好結果に結びついているようだ。1月から6月までの上半期は前年比8.7%増の325万8000人。特に台湾からの訪日客が増加しており、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)における観光宣伝事業が貢献しているとJNTOでは分析している。
なお、1月から6月までの上半期については10.0%増の834万6000人。3月までは好調に推移したこと、ゴールデンウィークはロング方面を中心に出国者数を伸ばしたことなどが要因だ。なお、この数値は2001年に記録した上半期の867万2569人に次ぎ、過去2番目の数値。
また、訪日外客数は前年比8.3%増の54万7000人となり、6月として過去最高を記録した。台湾人、韓国人に対する万博開催期間中のノービザ措置などが効果的に機能していると見られ、各地への路線拡充やチャーター便の増加などが好結果に結びついているようだ。1月から6月までの上半期は前年比8.7%増の325万8000人。特に台湾からの訪日客が増加しており、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)における観光宣伝事業が貢献しているとJNTOでは分析している。