関空、中国リカバリー策で11月ごろに知事・経済界などと中国訪問へ

  • 2005年7月22日
 関西国際空港副社長の平野忠邦氏は、6月の定例会見において語った中国向けのリカバリー策として現在、大阪府、兵庫県、京都府の各知事らを筆頭に11月頃に関西経済界、関空会社などが共同で訪問する方向で調整中であるとした。これは夏期(7月22日〜8月21日)の旅客予想において関空発では韓国に次いで2位の5万9000人を見込んでいるものの、前年比では20.3%減と反日デモの影響が色濃く残っていることから。各県知事らを筆頭にする中国訪問団は中国国家旅遊局局長の邵(キ)偉氏氏を訪れ、現地で需要喚起に向けた対談などを行う計画だ。
 また、中国人訪日団体観光ビザ発給対象地域の全土拡大を受け、7月25日から邵氏が日本を訪問するが、その際に大阪にも訪問を予定している。このことから、29日に関西経済界、大阪府、大阪市などをはじめとする関西圏の歓迎会を予定。また、25日に中国から関西空港に来日する第一弾の訪問者に対して空港内での歓迎式典を開催する計画だ。

注:(キ)・・・王へんに其