TIAなど、アメリカのイメージ向上に向け、政府高官ら交え議論

  • 2005年7月13日
 アメリカ旅行産業協会(TIA)はトラベル・ビジネス・ラウンドテーブル(TBR)と先ごろ提携、このほど初めてとなる両者の対談をもった。会議にはアメリカ連邦政府高官も議題は、アメリカ人がカリブ海諸国、バーミューダ、中南米をはじめ、カナダ、メキシコへの旅行でのパスポート携帯を義務付ける12月31日までの期限を1年延長することをブッシュ政権に要求していることに加え、大統領の諮問機関として旅行についてを取り上げるプレジデンシャル・アドバイザリー・カウンセル・オン・トラベル・アンド・ツーリズムの設置を改めて呼びかける。
 また、海外でのアメリカのイメージ回復も重要な議題。海外からの訪問者がアメリカを旅行することで国、およびアメリカ国民に対するイメージが回復することが調査結果からも示されており、アメリカ国土安全保障省(DHS)、国務省、旅行業界の代表者で構成するワーキング・グループの設置も検討されている。