成田、夏休み旅客推計は前年比0.5%増、出発客は1.3%増の見込み

  • 2005年7月11日
 成田国際空港(NAA)は7月15日から8月31日までの夏休み期間における利用旅客の推計を取りまとめた。これによると、出発・到着合計48日間の推計旅客数は前年比0.5%増の391万5800人、このうち出発客は1.3%増の199万3900人、到着客は0.2%減の192万1900人の見込み。出発の第1ピークは7月30日で5万700人、第2ピークが8月15日、8月20日の4万9500人、到着は第1ピークが8月20日で5万1900人、第2ピークが8月21日の5万1400人、第3ピークが8月28日の5万1000人と予想。特に8月20日は出発・到着ともに混雑が予想され、10万1400人の旅客の利用が想定されており、出入国合計での過去最高である2004年9月18日の10万340人を上回りそうだ。
 なお、NAAは期間中、「05夏さわやかキャンペーン」としてスマイルバッジを着用して笑顔で接客するほか、各店舗での整理整頓などを要請。また、混雑時間帯については保安検査場での待ち時間を状況に応じて設置し、表示するほか、旅客ターミナルビルの警備員を増員するなどして安全対策を強化する。