関空、アクション50利用促進の一環で首都圏・企業向けのセミナー開催へ

  • 2005年7月5日
 関西国際空港は昨年5月に利用促進策「アクション50」を策定したが、このほど諸施策の進捗状況をまとめた。関空では利用促進については既に日本各地でプロモーションを展開。特に、羽田空港発については「羽田/関空/海外」と銘打つポスターを羽田空港周辺で掲示するなどしているところ。これについて7月を目処に東京でセミナーを開催する予定。現在、関西経済連合会(関経連)を通じて日本経済団体連合会(経団連)に協力を要請しており、首都圏の企業を中心として利用促進のメリットを訴える。こうしたセミナーは海外修学旅行でも開催を予定しており、各観光局との協力を計画しており、8月には和歌山県で学校関係者を対象にして開催する。
 このほか、旅客ターミナルビルの飲食店や物販店の充実を図っているが、これにあわせカード会社との提携する関空カード(仮称)の発行について今年度を目処に予定。社内にプロジェクトチームで詳細を詰めている段階だが、特典については空港独自のサービス提供を目指しているという。